「春色の展示会」               2007年4月19日掲載

                     
 12日から17日まで、高知・大丸デパート美術画廊で、「おしゃべりな帽子たちー帽子の衣更えはイースターの頃に」と銘打った展示会を催した。兄であるクラフトジュエリーデザイナー山城廣志に帽子に似合うアクセサリーを提供してもらい華やかでキラキラした展示会ができた。
 義姉や姪たちが沖縄や横浜からユイマールの精神を発揮してくれて手伝いに駆けつけてくれ、ありがたかった。
 帽子の魅力を知って欲しい、多くの方々とコミュニケーションが取れたらと始めた高知での展示会も、干支を一回りし、今年で12年目。良い節目にし、応援して下さる友人や知人、顧客の方々にお礼の意味を込めた展示会にしたかった。マスコミの報道のお蔭もあり、連日たくさんのお客様で、賑やかな会ができ幸せだった。
 さて、展示会で「私に似合う帽子は?」という質問が多い。
卵形、逆三角形の人は比較的なんでも似合う。丸顔の人には丸いクラウン(クラウンとは王冠の意味で頭を覆う部分で、ツバはブリムという。)えらの張った四角い顔の人には四角いクラウンと覚えておくと探しやすい。クラウンの幅が細いと顔が大きく見えるので、なるべく顔の幅と同じ幅のクラウンを選びたい。背が高いとブリムが広くても平気だが、背の低い人には余計に低く見えてしまう場合もあるので注意が必要。しかし、その人の持っている個性によりいちがいには言えない。
 帽子は顔に近いぶん、選び方によりきれいに観えたり、そうでなかったり・・・。顔や背丈、個性、服装にあったものを被って欲しい。
 いつか、沖縄でも展示会を開き、帽子たちのおしゃべりをきいてもらいたいと思っている。


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